ついに雪が降ってきましたねー
僕は特にゲレンデとかには用はないので
「やったー!雪降ったー!」
なんてことは無いのですが
強いて言うなら雪景色を眺めながら露天風呂に浸かりたいなーなんて
猿みたいな事考えながら申年を迎えました。スタジオ担当の吉田です。
さてさて、今回は。
来る1月22日、柳都SHOWCASEでフォークイベント
Niigataフォーク in 柳都SHOWCASE
を開催するにあたり
僕なりにではありますが、日本のフォークの歴史、成り立ちを調べてみようかなーと思いまして。
まとめてみたらなんだかレポートみたいになっちゃったんですが
まあこれから卒論とかレポートの季節だし良いかなって事で。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
フォークミュージックは元々英語圏では民謡という意味で捉えられていたが
戦争や差別などによる社会への不満が広まった事をきっかけに
次第に民謡の曲調に影響を受けた反戦争、人権運動等の社会的なメッセージが込められたプロテストソングが生まれる。
これまで音楽は作詞作曲をそれぞれのプロが行うするというのが一般的だったが、
自分たちのことを自分たちの言葉で歌い、自分たちで演奏する考え方が広まる「フォークリバイバル」と呼ばれるムーブメントが世界中で起こる。
公民権運動、ベトナム戦争など、社会的な影響を受けながらプロテストソングとして発展していく一方で、自らの日常を歌うシンガーも現れた
この頃から日本でもフォークが歌われるようになっていく。
60年台後半、学生運動が盛んになる中で、駅前広場などに集まって、反戦争的メッセージが込められたフォークソングを歌う「フォークゲリラ」の活動が一部で広まるが、警察の対応によって収束していく。
70年台になると吉田拓郎や井上揚水など、政治的な内容を排除した歌を歌うフォークシンガーが支持を集める。
社会に向けたフォークソングから自分に向けたフォークソングが歌われるようになっていく。
森山良子、中島みゆき、荒井由美(松任谷由実)等女性によるフォークソングも支持を集め、
今もフォークは男女問わず親しまれている。
と、レポートみたいになっちゃいましたが
調べてみるとフォークはやっぱり70年代が全盛だったように感じました。
しかし今も脈々と歌い継がれていますよね、
赤い鳥の翼をくださいは音楽の教科書に載っていましたし
いるかさんの「なごり雪」をカラオケでは絶対歌う
っていう若い人もいるだろうし。
中島みゆきさん、松任谷由実さんの曲は老若男女問わず支持されていますし。
意外とフォークソングって身近にあるなーと感じます
そういえば
今期の朝の連続テレビ小説「あさが来た」のオープニングテーマ
AKB48の「365日の紙飛行機」という曲ですが。
これもがっつりフォーク調な曲ですよね。
見てないって方はオープニングだけでもぜひチェックしてみてください。
新潟は雪も降り始めて朝早く出なきゃ!って人も沢山いらっしゃるかと思いますが
安心してください!
夜もやってますよ!
ドラマの内容は江戸時代末期・幕末〜明治・大正時代頃のお話なのですが
なんとなく雰囲気は合っているような気がします。
それにしてもNHKの朝ドラ音楽担当の人選は最近は凄く攻めているなーと感じます。
「あまちゃん」の音楽担当はノイズミュージックや実験音楽など、前衛的な活動もされている大友良英さんでしたし、
「ごちそうさん」、「花子とアン」、「まれ」ではアニメ、ゲーム音楽等で大活躍されている菅野よう子さん、梶浦由記さん、澤野弘之さんでしたし。
毎回誰が担当するのかも個人的に見所です。
話がだいぶ脱線してしまいましたが、
身近にもフォークってあるんだなーという事が
少しでもイメージして頂けたら幸いです。
次はフォークの世界観、曲調なんかを調べてお伝えできたらなー
なんて考えております。